もしも遺産分割協議書を紛失したら?

遺産分割協議書は非常に重要な書類となるので、大事に保管しなければいけません。
しかし昨日今日と作られた協議書ならばいざ知らず、昔の協議書であれば何処に保管したのか保管した本人も覚えていないということが考えられます。
また人間なので、少しの緩みで紛失してしまうこともあるでしょう。
ではもし遺産分割協議書を紛失してしまった場合、再発行は出来るのでしょうか。

万が一遺産分割協議書を紛失してしまっても、相続人の誰かは所有している可能性はあります。
協議がまとまり協議書を作成する際に相続人に交付している筈なので、他の相続人に頼んでコピーをしてもらうようにしましょう。
相続手続きが既に済んでいたのならば、原本を紛失しても問題はありません。
裁判沙汰になり遺産分割協議書の提出を求められた時も、コピーで十分通用します。
原本が悪い人の手に渡ってしまうと、悪用される恐れがあるので心配になる方もいらっしゃるでしょう。
でももし悪用が発覚すれば、逮捕もあり得るので気に病むことはありません。

ただし登記手続きとなると、コピーではなく原本の提出が求められます。
その時は相続人1人1人に頭を下げて、協議書を再発行してもらうしかありません。
協議は既にまとまっている筈なので、協力してくれる筈です。
でも相続人同士が仲が悪く協力してもらえなさそうであれば、裁判所にて遺産分割審判の申立てを行うしか手はありません。
裁判となると、精神的負担はかなりのものになってしまいます。

遺産分割協議書はありとあらゆる場面で、必要となる非常に重要な書類です。
万が一無くしてしまうと、再発行はかなり難しいです。
相続人同士仲が良く普段からでも付き合いがあるのならば、再発行は簡単に出来るかもしれません。
でも相続人同士の仲が悪いとなると、裁判沙汰になってしまうので要注意です。
遺産分割協議書に限らず、重要書類は大事に保管するようにして下さい。
相続が終わった後でも、協議書が必要になる確率は思っているよりも高いのです。